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いくつかの偶然

Pa090169こんにちは。

昨日は豊橋市美術博物館で開催されている

「放浪の天才画家・山下清展」を見にいきました。





「山下清展」は以前にも見たことがありましたが、それはもっと規模の小さなものでした。

今回は、少年時代に習い始めたばかりのころの貼り絵から晩年の貼り絵まで数多く展示され、

他にもペン画・油絵など初めて見る作品ばかりで、とても見ごたえがありました。





見終わって思ったのは

「もしも彼に知的障害がなかったら、

それでもやっぱり絵の才能はあったのだろうか?」





考えてみてもワタクシにはわからないけれど、

障害を持っていらたからこそのあの感性・あの視点・あの才能なんじゃないかと

そんなことを思いました。





展示されている作品の多くは、その横に彼が旅先で書いた日記の文章が添えられていて、

それを読んでいると

「〇〇でご飯をもらった」

とか

「もらったお金で〇〇を買った」

というのが頻繁に出てきます。

「こんな遅い時間に来ても もううちは夕飯はすんでいるのだからあげるものはない よその家でもらってくれ といわれた」

というような。





放浪の旅の行く先々で、その土地の人からお金やご飯をもらって過ごしていた様子がうかがえます。

昔はそうやって家に物乞いに来る人がいて

みんな普通にご飯を分けてあげたり、お金を渡したりしていたんですね。

今よりずっと人々の暮らしは貧しかったのだろうけれど、

なんともいい時代です。

こんな時代だったから、清も無一文同然で放浪の旅を続けられたのでしょう。





障害があったから、

そういう時代だったから、

たまたま貼り絵を教わったから、


山下清は、なるべくしてなったというよりは

こんな数々の偶然が重なり合って誕生した天才画家ではないかと

そんな風に思いました。


山下清は、ドラマや映画でやっていたみたいに旅先で絵を描くことはあまりなかったそうです。

ほとんどの作品は旅から帰った後に描かれたものだそうです。

見たものの細部までを一瞬にして記憶する驚異的な記憶力の持ち主。

今でいう「サヴァン症候群」だったのではないかと言われているそうです。





Pa090177帰り道、久しぶりにきれいな夕焼けを見てパチリ。

凡人のワタクシには驚異的な記憶力がないので

文明の利器に頼らざるを得ないのであります。





やっっっっっっと秋になりましたね。

きれいなものをたくさん見られた秋の一日でした。


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コメント

これまでずっと雨や曇の日々が延々と続いてきましたが、本当に
やっっっっっっと秋になりましたねぇ。

9月は記録的な日照不足で、我が家の太陽光発電量も異常に少なかったです。
こんな気象状況だと野菜や果物の値上がりも心配になりますよね。

この秋が長く続けば良いのですが、なんだか今年の秋は短い予想だとか...。
短い秋は少し寂しいです。冬よゆっくりやってきておくれ~(祈)

投稿: 尾張青車 | 2016年10月10日 (月) 20時31分

尾張青車さん、こんにちは。

そっか、日照不足は太陽光発電にも影響がありますね。

ほんと、野菜の高騰はハンパないです。
ため息をつきながら買い物しています。

田原のキャベツも今一生懸命育っていますので
もう少々お待ちください!

投稿: ぴーちゃん | 2016年10月11日 (火) 16時00分

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