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福ちゃんのバカ <前編>

Pb210504 こんにちは。

以前実家で飼っていた猫を二匹交通事故で死なせてしまったことがあります。

どちらもオス猫で1歳前後のわんぱく盛りでした。

一匹はその場で即死でしたが、もう一匹はお隣の家の外に置いてあった洗濯機の下で息絶えていました。

よく「動物は亡骸を人に見せないで隠れて死ぬ」というようなことをいいますがあれは間違いで、

具合が悪いので静かな場所に身を隠すというのが本当のようです。

洗濯機の下で息を引き取ったレオも本当は家に帰りたかったのだけれど、家まで辿り着けなかったのだと思います。





柴田屋酒店の前の道は県道でかなりの交通量があります。

これまでここを渡ろうとする猫が轢かれるのを何度も見てきました。

だから、いつも福ちゃんには道路に飛び出してはいけないと口を酸っぱくして言っていたんです。




口を酸っぱくして話して聞かせても猫には分からないかもしれないけれど、

こんなに人に懐いている福ちゃんだから、もしかしたら分かるかもしれないので

念のために話して聞かせていました。

何度も何度も話して聞かせていました。



それなのに・・・



福ちゃんが車にはねられました。

前の県道を渡ってくるところをです。

今週の火曜日でした。

ちょうど、福ちゃんの飼い主さんが家の二階のベランダからそれを目撃していました。

昼過ぎに飼い主さんが家の前で立っていたので声をかけたら話してくれました。




道の向こうからこちら側に猫が飛び出してきたと思ったら車にぶつかって跳ね飛ばされ、

そのまま来た方向に走って戻っていってしまったそうです。

慌てて猫が走っていった方に見に行ったけど見つからなかったと。

気の毒に飼い主さんもいても立ってもいられず、寒い中、福ちゃんを捜して歩いているようです。





「同じようなトラ猫、近所に2、3匹いますよ」

そんなこと、にわかに信じられない。

信じたくない。

なんとかそれを打ち消す理由を口に出してみました。




「うん。でも、出て行ってもう一時間以上経つの。

いつもならもう帰ってきていい時間だもん」





「ちょっとワタクシも捜しに行ってきます!」

飼い主さんが指し示した方向に駆け出しました。




洗濯機の下で冷たくなっていたレオの姿が脳裏を横切りました。

<つづく>

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