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伝説の「甘酒アイス」はこうして創られた~その2

130909_155018こんにちは。

前回のお話の続きです。

甘酒の神様、”あまちゃん”は続けた。

「今って、麹の甘酒、ちょっとしたブームでしょ~?」

「そうですね。塩麹で起こった麹ブームが派生したっていうことでしょうかね。この夏は冷やし甘酒なんかも結構注目されました」

ワタクシは答えた。

「昔はさ~、甘酒なんてうちで作って飲んだんだに」

「ああ、年配のお客様なんか、よくそうおっしゃいます」

「さて、そこでぴーちゃん、手づくり甘酒の良さってなに~?」

「う~ん、まず”家庭の味”ってことですね。お米が違ったり、作る場所、作り手が違えば甘酒の味も変わる。厳密に言えば、作るたびに甘酒の味は変わるってことですけどね」

「ふむ、ぴーちゃんが作る甘酒の味はぴーちゃんにしか出せないってことだ」

「あと、ワタクシがすっごくいいと思うのは、加熱処理しない”生のままの状態で飲むことができるということ。麹は”酵素の宝庫”と言われていて、たくさんの種類の酵素が含まれているです。その酵素というのがとっても身体にいいんです!!!」

「うん、知っとるよ。ワシ、一応甘酒の神様だから」

あまちゃんは、退屈そうにポリポリと首を掻きながら答えた。

「あ、そうか、甘酒の神様相手に甘酒のウンチクを語ってしまった」

「ホッホッホッ!いいがね、いいがね。よく勉強しとるってことだわ。そう、そこらへんで売っとるのはみんな加熱処理してある甘酒だで、熱に弱い酵素は破壊されてだめになっとるわな~」

「せっかっくの酵素いっぱいの甘酒をなんとか生のままで販売して、みんなに飲んで欲しいと思うんです。でも、生だと冷蔵したとしても保存期間が短くなっちゃう」

「そうでしょ~、そこだわ。よし、ワシがヒントをやるで、よう考えるだわ」

「え!ヒントって、あまちゃん。いい考えを教えてくれるんじゃなかったんですか?」

「甘い、甘い。あまちゃんはそんなに甘くない、な~んてなっ。そろそろ”あまちゃん”が始まる時間だから帰らないかん。ワシ、昔からキョンキョンのファンクラブ入っとってね、キョンキョンのファンなんだわ」

「え~っ!勝手に出てきたくせに、最後まで教えずに帰っちゃうんですか~?」

「うん、まあ神様なんてみんなそんなもんだわ。そうしんと人間は努力せ~へんでしょ~。ええか、手短に言うでよく聞いとりゃ~よ。

”酵素は熱に弱い。加熱によって破壊される。加熱によって破壊される・・・”

あまちゃんは、長い杖をワタクシの目の前でぐるぐると回しながら呪文のようにその言葉を唱えた。

再びワタクシの周りには深い霧が立ちこめ、ワタクシは意識が遠のいていった。

<つづく>

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