« それでも、まだ飲む | トップページ | 冷たくて、おいしくて、身体にいい食べ物 »

閉ざされた世界で起きていたこと

130712_153128こんにちは。

酷暑の中、涼しげなメダカの樽ですが、実は水面下にはワタクシ達の知らない世界があるんです。

春から夏にかけての繁殖期のメダカの食欲というのは凄まじいものがありまして、自分で産んだ卵を自分で食べてしまう。

卵だけでなく、孵ったばかりの赤ちゃんメダカも餌だと思って食べてしまうんです。

だから、樽の中で赤ちゃんメダカを見つけるとすぐにすくって、小さなバケツに保護し、ある程度大きくなってから大人メダカの樽に戻すようにしているんです。

今年も5月頃、最初の赤ちゃんメダカ一匹を保護しまして、それから2、3週間してからまた一匹を保護しました。

その後、しばらく赤ちゃんメダカを見つけらなくて、その二匹だけの生活がバケツの中では繰り広げられていたのです。

バケツにはボウフラが湧かないように網がかけられているので、彼らには外敵というものが存在しません。

赤ちゃんメダカの兄弟二匹、さぞかし穏やかな生活を送っているんだろうと思っていたんです。

餌はやらなくても藻などを食べて生きているようですが、そろそろ大人の餌を食べさせてみようと久しぶりに網をどかして中を見てみると・・・

おお~、育っている。

水面に近いところに一匹、水底の方に一回り小さいのが一匹、仲良く水入らずで生活しているようです。(っていっても、水の中にいるんだけどね)

餌を浮かべてやると水面近くにいたお兄ちゃんの方が近づいてきて、パクッ!

どうだ~い?初めて食べる餌のお味は。

弟クンも食べに上がっておいで~。

ところが、弟クン、”餌をもらう”ということ、”上からご飯が降ってくる”ということが理解できないのか、ちっとも上がってきません。

まあ、下にいてもそのうち餌が落ちていくから問題はないのだけれど、ちょっとつまらないな~。

そんな状況が何度か続いたある日、ついに弟クンも水面近くに上がってきました。

ふふ~ん、ついに気付いたね。そうだよ、ご飯は上から降って来るものなんだよ。

ところが・・・

先に上がって食べていたお兄ちゃん、パクパクと餌を食べ始めた弟クンを見るやいなや、弟クンに猛タックル!?

それでも食べようとする弟クンに更に連続タックル。

餌を食べる弟クンが気に入らないようで、弟クンを追い掛け回しています。

自分より一回り大きなお兄ちゃんにタックルされたのでは、弟クン、手も足もでません。(っていっても、メダカには手も足もないですけどね)

結局、バケツの縁に身を寄せて、お兄ちゃんが美味しそうにご飯を食べるのをじっと見つめておりました。

ショック!

メダカの兄弟が仲良く暮らしているとばっかり思っていたのに、こんな力関係ができてしまっていたなんて・・・。

弟クン、なんてかわいそうな。

産まれたからずーっと、お兄ちゃんの暴力を恐れながら逃げ場もなく水の底でじっとうずくまっていたのね。

ごめんね、早く気付いてあげられあなくて。

本当はもうちょっと大きくなってから大人の樽に移すつもりでしたが、急遽予定を早めて数日前に移してみました。

二匹とも、最初は大きな大人メダカにびっくりしているようでしたが、すぐに馴染んで元気にしています。

競い合うように餌を食べますが、喧嘩もいじめもありません。

弟クン、今はいつも上の方に浮いていて、餌をあげると一番に飛んできます。(っていっても、泳いでくるんですけどね)

大きな大人メダカに混じって、パクパク餌を食べています。よかったね~。

閉ざされた世界が、こんなふうに悪を生み出すものだとは・・・。

なんか人間社会でも聞くような話ですよね。

ひょっとすると、これは人間社会の縮図でしょうか?

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 田原情報へ
にほんブログ村

|

« それでも、まだ飲む | トップページ | 冷たくて、おいしくて、身体にいい食べ物 »

我が家の庭」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/539462/57775946

この記事へのトラックバック一覧です: 閉ざされた世界で起きていたこと:

« それでも、まだ飲む | トップページ | 冷たくて、おいしくて、身体にいい食べ物 »