どぶろく
こんにちは。
先日、来月のどぶろく祭りのためのどぶろく造りが始まったというニュースをテレビで見ました。
すみません、どこのどぶろく祭りか聞き逃しました。東海地方だと岐阜・白川郷のどぶろく祭りが有名で、その話かと思って聞いてましたが、白川郷のは毎年10月に開催されるそうです。どぶろく祭りって全国にあるんですね。勉強になりました。
そのニュース映像で、どぶろくを仕込む小屋というのが写ってました。なんてことない山里の一角に建っている、まさに”小屋”って感じの建物でした。
ワタクシが知っている酒蔵は、大きなタンクがいくつもあって、たとえ古い建物であったとしても温度管理などは機械で行っています。
それにひきかえ、どぶろくはあんな小屋で・・・。お酒の味も種類も違うとはいえ、あんな簡単な設備でできるもんなんだな・・・。
「な~んだ、そんなに簡単なら、うちでもどぶろく造ってみようかな・・・。」と思った、そこのあなた!そっ、それは、とんでもないことですっ!!
なぜなら、無免許で酒類を製造することは法律(酒税法)で禁止されているからです!
「じゃあ、梅酒はどうなるのよっ!」と思ったそこの奥様、梅酒は大丈夫です。梅酒の瓶の中でアルコール発酵が進むわけではないので、お酒を製造していることにならないからです。安心してください。
お酒は造るのも売るのも税務署の許可がいります。柴田屋酒店だって、一応、酒類販売の許可を得てお酒を売ってるわけです。”一応”ってのも変ですね、はい。ちゃんと許可をもらってます。
ニュースでもいってましたが、そのどぶろく祭りでも、ちゃんと税務署に申請して許可をもらって造っているそうです。規定の条件を整えれば、そういう行事用に特別に許可されるというわけです。
そして、「でも、こっそり造っちゃお。どうせバレないし。」と思っているあなた!多分、買ったお酒の方が美味しいですよ~。
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